お尻叩きする家

小学六年生の時、近所の親戚の家へ遊びに行ったら、たまたま二つ違いの従妹が母親からお尻を叩かれている最中だった。

「何したん?」
「宿題終わったって嘘ついて遊びに行こうとしたんよ」
「へぇ」

そっけなく返事をしたもののじつは僕も宿題をやらずに遊びに来ていた。
怒られると思って何も言わなかったが、従妹はお尻を叩かれすぎて悶えていてそれを黙って見ているのにも後ろめたさがあった。